PAN WALL工法とは
PAN(Panel And Nail)WALL工法は、地山補強土工の理論に基づく「省力化」と「省人化」を実現した安全性の高い工法です。
- 国土交通省 NETIS登録番号CB-170019-VE【活用促進技術】
- 国土交通省 NETIS登録番号CG-200016-A
- 特許 第5671090号
- 【土木学会技術評価】技術推進ライブラリーNo.14
- 地盤工学会中部支部 平成30年度技術賞
- 地盤工学会中部支部 令和3年度技術賞
- NEXCO中日本名古屋支社 新技術・新工法採用カルテ2018-03
- NEXCO東日本「TIネットワーク」登録
6つの特長
- 急勾配化(垂直~5分※)により、法面上下の有効な土地活用が可能 ※3分勾配を標準とする
- 逆巻き施工により、上部構造物の保護と施工中の地山のゆるみと崩壊事故を防止
- 表面工のプレキャスト化により、品質の向上と工期短縮・省力化が可能
- 高い耐久性とメンテナンスフリーにより、長期的なライフサイクルコストを低減
- 表面工及び補強材の高い強度により、優れた耐震性を実現
- プレキャスト板の擬岩模様により、景観に配慮
定着部詳細図(垂直)
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塩害対策
海岸線や塩害のおそれがある地域では、
下記の対応を用意しています。-
※1 PAN WALL板
- ◇内部配筋のエポキシ樹脂塗装
- ◇耐久性コンクリートの使用
- ◇厚み150mm(オプション) 等
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※2 芯材
- ◇エポキシ樹脂塗装
- ◇非金属性の芯材 等
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凍上対策
寒冷地で凍上のおそれのある地域では、
パネル背面に断熱材を施し、冷気の侵入を防止します。